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2006.04.24 (Mon)

一喜一憂

24日 36.82(高温期5日目)


初めて不妊治療専門クリニックを受診したのは平成16年の7月。
独身時代に患った子宮内膜症は問題なかったけれど、
多嚢胞性卵巣症候群の疑いがあると言われた。


そのときすでに33歳だったからか、
そこのクリニックの先生は
有無も言わさず人工受精を勧められた。


その先生の顔がちょっと強面だったのもあるし、
血液検査もせずに内診だけでそう診断された不信感もあったし、
夫が人工受精に対してあまり理解してくれていないうえに
ちょうど指定された日に夫が怪我をして入院することになったので
なんとなく行かなくなってしまった。


結局年が明けてしまい
どうしようかと思っていたころ、
不妊治療をしている友達が大学病院で人工受精を始めた。


彼女は私よりも3歳若い。
当時結婚して4年になるんだっかな?
はやりできなくて、
ちょっと前からタイミングをしていたという。
それでもできなくて人工受精へとステップアップをしたのだ。


以前通っていたクリニックで満足いく検査をしなかったので、
大学病院なら設備も整っているだろうし、
何より、その友達が通っていると言う安心感みたいなものがあって
不妊検査をしてもらうことにした。
それが昨年の4月。


ホルモンバランスはそれほど問題ない。
子宮筋腫があるが、妊娠の邪魔をするほどのものではない。
気になるのは
夫の精子の運動率が平均ギリギリだということ。
それと
卵管造影で左の卵管が間違いなく通っているということが
確認できなかった。
問題になるような癒着はないようだけれど、
ちょっと道が狭いのかな?
それは腹腔鏡で調べないとはっきりとした状態はわからない。
自然妊娠はちょっと難しいかな。
年齢的なこともあるし、タイミングは通り越して
人工受精からはじめることをお勧めします。



ちゃんと論理だって言われると
なんだか納得してしまうタイプ。
夫に説明し、色々話していたら、
どうも人工受精を体外受精だと思っていたらしく、
だから「そこまでして・・・」って言い張っていたことがわかった。


では来周期から・・・
と思っていたら、急にレースが入った。
大体1ヶ月先まではスケジュールがわかっているのだけれど、
時々急に追加が入る。
普段はそんな追加は行かないのだけれど、
そのときに限ってちゃんと行きやがった。
・・・・なるふぉど・・・そうきたか・・・(ーー゛)


では、次の周期で・・・
と思っていたら、
実家の猫の具合が悪くなり、
(たかがペット、されどペットの私なので)
懸命に通院(T_T)。
やっと元気になったら
今度は実父が熱が下がらない状態になり、
やはり、通院。
でもこちらは一向によくならず、
血液検査の数値がとっても悪い。
7月6日入院。
そして、7月24日、他界。


しばらくはちょと立ち直れなくて、
でもそのまま夫の実家の立替の打ち合わせで
ばたばたの毎日。


その9月から今年の1月までが一番辛かったなぁ・・・
まったく、とーちゃんのばかやろう<`~´>


とーちゃんが亡くなってから、
人生というのは限りがあるものなんだと
身をもって実感した。


好き勝手生きて、好き勝手死んでったカツマサ君。


くそじじぃが大好きな夫のJrを見せてあげられなかったのが
本当に悔しい。
亡くなってまで私を困らせ、後悔させるじじぃ。


今月30日、じじぃが生きてたら79歳になる。


チカちゃん(実母)は毎月の月命日にはカツマサ君の好きな物をあげている。
毎日お茶も入れてるのに。
今日は、じじぃの好きな芋羊羹もって行ってあげるよ。
もういくらでも甘いもの食べられるからね。


一日一日、だね、とーちゃん。
だから私、
今日も基礎体温高いだよ、
なんかおなかがイタイダヨ、
受精してるかね?どうかね?
って、今日という日を過ごすよ。
2006年4月24日って日は、もう二度と来ないもんね。


じじぃ、参ったか。
私はね、もう、後悔なんてシナイだよ。
どうだ、参ったか!



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テーマ : いま想うこと - ジャンル : 日記

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